
Barcelona Architecture Center主催
2020年度 第9回スペイン・バルセロナ
建築留学春期コースの参加者を募集します。

BAC ディレクター
ミゲル・ロルダン
早期申し込み期限(割引料金)
2020年1月5日
通常申し込み期限
2020年2月5日
お知らせ(2019年12月18日)
2年生枠に続き、3年生枠を増加しました。合計で45人となり定員に達しました。これより増加枠はございません。キャンセル待ちをされている方、12月末ごろにはおおよそ結果が出ると思います。4年生及び院生もこれよりキャンセル待ちとなります。
お知らせ(2019年12月19日)
お申し込みが定員に達しました。キャンセル待ちも多数いらっしゃしますので、募集要項・申請書のダウンロードを停止しいたします。
お知らせ(2020年1月2日)
お申し込みが定員に達しました。以上で募集を締め切らせていただきます。沢山のご応募誠にありがとうございました。
対象・募集人数
日本の大学で建築、都市計画を学ぶ学生。
学部2年生より大学院生まで。
学部を卒業し大学院入学を控えた方、海外留学中の方も対象となります。
日本国籍以外の方はお申し込み前に必ずご連絡ください。
ビザや語学に関して問題がないか確認をいたします。
募集定員:40名。
各学年の人数の割合を考慮いたします。
(2年生:約15人、3年生:約15人、その他:約10名)
お申し込み後に受け入れ可能・不可能の通知を送ります。
定員に達し次第申し込みを終了いたします。
詳細は募集要項をお読みください。
授業内容
設計演習
講義
見学会(ガウディ作品、旧市街、現代建築)
設計事務所見学
オプション建築ツアー(RCRアーキテクツ等)
受講料
早期申込み:1100ユーロ
通常申込み:1200ユーロ
(旅費、海外保険料、滞在費、入場料、印刷費、オプション建築ツアーの料金は含まれません。)
言語
英語と日本語。全日程において日本語のサポートがあり。
英語のレベルは問いません。
宿泊先
希望者へはアパートをBACで手配をします。
(約500ユーロ/3週間。)
過去の参加者
宮城大学、東洋大学、芝浦工業大学、法政大学、東京大学、東京理科大学、首都大学東京、多摩美術大学、東京芸術大学、明治大学、
武蔵野美術大学、慶応大学、共立女子大学、工学院大学、日本大学、千葉大学、千葉工業大学、横浜大学、東海大学、滋賀県立大学、
京都造形芸術大学、京都工芸繊維大学、京都大学、京都市立大学、京都府立大学、関西大学、近畿大学、大阪市立大学、大阪大学、
大阪工業大学、摂南大学、神戸大学、神戸芸術工科大学、福山大学、奈良女子大学、徳島大学、九州工業大学、九州大学、愛知工業大学、名古屋大学、名古屋工業大学、昭和女子大学、前橋工業大学、大同大学、日本女子大学、東北大学、東北芸術工科大学、宇都宮大学、早稲田大学、広島大学、鹿児島大学、長岡造形大学、創造社デザイン専門学校、関東職業能力開発大学校(順不同)
BAC - Barcelona Architecture Center
Barcelona Architecture Centerは、スペイン人建築家ミゲル・ロルダンがディレクターを務める建築スクールとして1999年、スペイン・バルセロナに設立されました。
バルセロナの建築や都市の研究を目的とした教育機関として、アメリカ、カナダ、メキシコなど海外の大学と提携も行い、様々な国より留学生を受け入れています。
2012年に日本人学生を対象とした建築留学春期コースが始まり、過去8回で日本全国の大学より約300名の学生に参加いただきました。
本コースは、短期間に設計演習、セミナー、建築見学会、事務所見学会など多くのプログラムが組まれておりますので、スペインでの生活を体験しながら集中的に 建築を学びたい方や、将来スペインやヨーロッパにおいて長期留学や就職を考えている方に適したコースとなっております。

BARCELONA
バルセロナは160万人を擁するスペイン第二の都市です。
ローマ時代に作られた旧市街、地中海貿易による中世の発展、工業の発達とともに発展したモデルニズム、近代ではバルセロナオリンピックによる都市計画など様々な時代の建築がレイヤーとして重なり目の前に現れてきます。
何時の時代においても建築によって満たされてきた街。そして歴史と現代が融合する街、幾つもの時代の建築スタイルが交差する街でもあります。
現在、バルセロナでは環境政策に重点を置き、人間の生活の在り方と公共性について様々な研究がされ、そして計画を実施しています。
公共スペースの在り方を考えた都市計画は世界でも常に注目をされています。
都市と建築、自然環境と空間、歴史と現代、そして社会性と公共といった関係性はバルセロナで常に議論の的となります。
日本とは全く異なる建築プロセスがここには存在します。
歴史と社会に結びついた建築をここバルセロナで是非体験してください。
PROGRAM
スケジュールとプログラムの詳細は準備中ですので少々お待ちください。
今回のテーマは『IN BETWEEN』です。
中世の町を経て、市民戦争後に要塞となり、1888年に開催されたバルセロナ世界万国博覧会の会場、
現在では市内における重要な公園として親しまれるシウダデーリャ公園が敷地です。
様々な歴史が交差し、また様々な都市計画やプログラムが交差するバルセロナ内における一つの境界にあたる場所です。
この敷地でバルセロナにおける公共の在り方について考えていきます。
毎年恒例のRCR建築ツアーも開催します。地方に作品が点在し得いる為、通常は見学が用意ではありません。
バスを借りてパラモス市周辺のワインセラー、およびRCRの拠点であるオロット町を訪れます。

設計課題・エスキース
3週間に渡り設計課題を行います。平日の午後を作業時間およびエスキースに割り当て、2人もしくは3人のチームで作業を行います。中間プレゼンテーションを2回、最終プレゼンテーションと合計3回のプレゼンテーションがあります。最終プレゼンテーションにはバルセロナで活躍する建築家もゲストクリティックとして参加いたします。

バルセロナ建築・都市見学会(予定)
1:モンジュイックエリア
ミースパビリオン、ラ・カイシャ・フォーラムなど
2:旧市街
バルセロナ現代美術館、CCCB、サンタ・カテリーナ市場など
3:22@エリア
カン・フラミス美術館、エンカンツ市場、サラ・バケット劇場など

セミナー(予定)
1:バルセロナの歴史
2:バルセロナを代表する建築家による講義
3:現代建築と都市計画

事務所見学会(予定)
1:ロルダン・ベレンゲ事務所

ガウディ見学会(予定)
1:サグラダ・ファミリア
2:グエル教会(自由参加)
(カサ・ミラ、カサ・バトリョ、グエル邸などは各自で見学を予定)

建築旅行 RCR+エンリック・ミラーレス+名作建築
1:バルセロナ近郊の名作建築
イグアラーダの墓地(エンリック・ミラーレス)、
グエル教会(ガウディ)
リカルダ邸(アントニ・ボネット)
2:RCR の作品見学会
ラス・コルス・レルトラン、石の公園、運動場、
ベイヨック・ワインセラーなど
気候 地中海性気候
バルセロナは地中海性気候で比較的温暖な気候です。3月中の日中は暖かくなることも多いですが、季節の変わり目でもありますので、朝夕や時折ジャケットなどが必要になるでしょう。目安として、3月の最低気温は8度、最高気温が20度、平均15度。
アパート 約500ユーロ/3週間
BACで複数の短期滞在用アパートを予約しますので、希望者は約4人のグループで共同生活をします。アパートはBACから近いところを探しますが、徒歩で5分から20分程度かかる場合もあります。バルセロナの短期滞在用アパートの値段は毎年上がってきています。安全なエリア内で出来るだけ安いものを探しますが、3週間で500ユーロ程度になると予想されます。最終値段は全参加者数が決まりましたらお伝えいたします。
物価と生活費
食料の値段は日本よりも安いので、アパートで自炊をすれば生活費は十分抑えることはできるでしょう。物価全体は日本よりも少し安いと感じますが、外食など一部では日本より高く感じるものもあります。また、文房具や模型の材料などはスペインの方が高いので、模型道具や好みの材料などは日本から持参するのがおすすめです。
治安
BACはバルセロナの中心地に位置し基本的に安全なエリアです。またバルセロナの日常生活においては特に大きな危険を感じることはありません。しかし、観光客の多いヨーロッパの町ではどこにでもスリはいます。バルセロナでも多くの盗難被害が起きています。レストラン、地下鉄内や観光スポットで財布や最新型の携帯電話を狙われることが多いので注意ください。参加者には安全対策リストをお送りしますので必ずお読みください。
現在カタルーニャ地方では独立問題に揺れています。日本でもニュースが流れたと思います。政治的問題はたくさん残されていますが、普段は私たちの日常に特別影響がないのが実状です。
参加者には随時情報をお伝えしていきます。
BAC JAPAN STAFF

講師
KAORU KOBANAWA
建築家 。KOBFUJI architects共同主宰。
武蔵野美術大学建築学科卒業。カタルー
ニャ州立工科大学保存修復科修士終了
後、RCRarquitectesに勤務。

講師
JUSTIN BARONCEA
建築家。1999年から2000年、ブカレストIon Mincu建築大学講師。2003年よりBAC 講師。2008年から2012年ブカレストUAUIM建築大学講師。スペイン、ルーマニアにて多くの建築賞を受賞。